英語初心者の方に何から勉強したらよいか聞かれたとき、わたしは英語で日記を書くことを勧めています。
英語で書かずとも、日記は自分の考えや自分に起こったことを書くため、自分の中にある情報に他なりません。
自分発信の情報は最強の学習ツール
日記は自分から発信される情報なので、英語で日記を書く際には必然的にふだんから多く使う単語・表現を学ぶことになります。
また、英語で会話する際にも、日常会話レベルなら自分について話すことも多くなりますが、そこでも英語での日記は活きてきます。日記で書いたことを話せばかんたんな自己紹介になりますし、なにより以前に触れている単語・表現なので自信をもって使うことができます。
ベストティーチャーはこの流れで英語学習を支援するサービスです。
まずは会話の素材作成
ベストティーチャーのレッスンは「Writingレッスン」と「Skypeレッスン」の2部構成。Skypeレッスンでの会話の「ネタ」づくりとなるこのWritingレッスンがすばらしい。
用意された質問(例”Do you cook?”)からスタートし、メールのように最大5往復やりとりします。5往復未満で終了させることも可能です(1回あたりの送信文字数は350文字以下)。
やりとりは上の図のように一覧できるので便利です。
時間帯によっては返信に数時間から1日ほどかかるようなので、もしかするとじれったく感じることがあるかもしれません。
作成した原稿はすべてネイティブが音声化してくれるので、表現だけでなく発音も正しく確認できるのが頼もしい。
下記ベストティーチャーのウェブサイトからの引用ですが、あくまで「会話のためのWritingレッスン」であることが伺えて素敵です。
ベストティーチャーが考える英語の上達方法は、細かいところにこだわらずどんどん英語を使い、通じる英語を身につけていくことです。講師の添削においても、学問としての英語を教えるわけではないためささいな文法的な間違いを減点方式で添削するのではなく、コミュニカティブな英語に添削することを心がけております。
Writingレッスンで作ったネタをもとにSkypeレッスン
何回かのやりとりで話のネタを作ったらそれをもとにSkypeで会話です。講師は必ずしもWritingレッスンを担当した講師ではないようです。ただ、いずれにせよWriingレッスンで作成した原稿をもとに、役割(生徒役・講師役)を入れ替えたりして、原稿を正しく読む訓練を積む感じですね。
レッスン終了後はレポートで進捗を確認。
レッスンが充実しているときほどそれで満足して振り返りを怠りがちですが、こうやって丁寧なレポートをもらえると次回に抑えるべきポイントがはっきりしていて効率的にレッスンを受けられそうです。講師からの英文メッセージのほかにこういった日本語での日本語でのレポートがあるのはやっぱり安心します。
講師はネイティブを含む世界中から
*登録講師の一部(ベストティーチャーウェブサイトより)
ベストティーチャーでは世界中から講師を選べます。英語話者でも国によって英語のアクセントは微妙に異なるので、様々な国の講師のレッスンを受けてそれを楽しむのもいいかもしれません。
実際に外国人と英会話をするときにはCD教材にあるような綺麗な英語を話してくれる人はいないことと、ビジネスの場で英語を話すのはアメリカやイギリスの人だけではなくアジアやヨーロッパ等の人もいるからです。
ネイティブではない人はその生まれた国の母国語の訛りがありますし、実は日本人もその例外ではありません。また、例えばカナダ人であっても、移民出身であれば中国語やいろいろな国の訛りが入っている場合もあります。訛りがあったとしても様々な国の講師と話すことが、実践において最も役立つと考えています。 via: ベストティーチャー ウェブサイト
サイトに書かれているように、あえて世界中から講師を採用することで実践的な英語を学習できるよう配慮しているようです。
英会話以外にもTOEFLや英検などの対策にも対応
料金体系は英会話コースと異なりますが、海外の大学への進学や資格の取得を目指している方にとってもリーズナルブルに受講できるコースが用意されています。
いずれのコースも無料体験レッスンが用意されているので、気になる方はぜひ確認してみてください!
*2015.10.2追記 >> サービスについてのタグを追記しました
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