英語で日記を書くことは英語で考えるクセが付きますし自然と語彙も増えるのでおすすめですが、英語で書く日記に特化したアプリ「英語日記」は便利そうです。
シーン別の例文から英文が引用できる。
英語を書くことに慣れてくればまっさらな状態からスラスラと書けますが、語彙力が付くまでは言いたいことを調べる頻度が高いので、面倒になっていつの間にか日記を書かなくなってしまいます。かといって調べもせずに書けるものだけで書いていたら英語力が向上しないのでおすすめしません。
「英語日記」が便利なのは「日常生活」や「グルメ・旅行」といったシーン別に例文が用意されていること。「日常生活」であれば”I woke up early this morning(今朝は早起きをした)”や”I read books in a cafe.(カフェで本を読んだ)”などの表現が英語・日本語で用意されています。
各例文をタップするだけで日記に追記されます。もちろん書き換えも可能なので、例えば”I read books in a cafe.” という例文の”cafe”を”library”にしたり”books”を”3 books”のように変更できます。ドンピシャで書きたいことが用意されてなくてもなんとなく近いものを選んで書き換えていくうちに新しい表現が覚えられますね。
引用時に余計な記述も。
おそらくイラスト表示用の仕様だと思いますが、用意された例文を引用すると記述スペースに”#daily_bc”のように記述されます。気になる方は気になりそうですが、消そうと思えば消せます。ちょっと手間かもです。
通常の日記アプリのようなカレンダー表示もあります。
バックアップ用にエクスポートも可能。
せっかく書いて日記なので万が一に備えてバックアップしておきたいもの。メールでのエクスポート機能が用意されています。エクスポートできる画像量に制限があるので、心配な方はこまめにエクスポートしましょう。
音声はナシ。
書くことに重きを置いているせいか用意された例文に音声は付いていません。まぁこのアプリの目的を考えるとなくても「英語を書く」という機能的には問題ありません。
例文は用意されていて便利ですが、よくも悪くも英語日記として使える機能はそれくらいなのである程度慣れてきたら(語彙や英語表現を覚えたら)他の日記アプリに以降するものアリです。「書くこと」だけを見れば他に書きやすいアプリはあるので。
とはいえ、英語で書きたいこと(もしくは書きたいことに近いこと)がすぐに探せて記事に使える機能は英語学習社にとってはたいへん助かります。
英語で日記を書きたいがあんまり面倒なことはしたくない、という方におすすめです。無料です。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。