英語学習が苦じゃない人や英語が好きな人は、実は英語学習にゲーム要素はあんまりいらないかもしれません。
ですが、英語が好きじゃないけどどうしてもやらないといけない、というケースもあります。イングリッシュ・モンスターは英語があんまり好きじゃなくても、ゲーム(RPG)が好きならやる気になります。
RPG的な要素満載。
HPや攻撃力などがあったり
ショップがあったり。
バトル中にアイテムを使ったり。
モンスターとのバトルは正しい単語を入力することで攻撃、不正解でダメージ。
ネイティブが音声を読み上げてくれるので空欄に当てはまる単語を正しい順序で4文字だけなぞります。
4文字以上の単語も4文字だけなぞります。この割り切りはすごい。正直4文字以上の単語のときはモヤモヤが残りますが、正解として全文が表示されるのでもちろん単語全体が確認できます。
特定の単語の集中学習も。
例えば”Have”を選ぶとひたすら”have”を使った例文が出題されます。これも文章の空欄に単語を入れる形で回答するのですが、ただただ”have”やその過去形、進行形をしつこいくらいに入力するので記憶に定着しやすいです。一つの単語をもとに様々な例文が出てくるので、対象の単語だけでなくリスニングや文法を知らず知らず覚えちゃいます。
レベルの選択はない。
どんなレベルの人もスタートは同じで時間をかけてレベルを上げていく必要があります。単語力のある人はちょっともどかしく思うかもしれません。
音を消せば和→英の訓練にもなる。
音を聞きながらバトルすることでリスニングの訓練になりますが、音を消せば日本分だけを頼りに空欄を埋めるので、日本語から正しい英単語を思い出す訓練になります。英語で「話す」ためには(英語を勉強し始めたときは特に)日本語を英語に変換する作業が必要になるので、たまに音を消してバトルするのも効果的です。
ゲーム要素で軽く見えるがしっかりした学習アプリ。
上述のように単語を4文字に切ってしまうなど思い切ったところもありますが、単語に加えて文法、リスニングをすごーく軽い気持ちで学習できます。気軽にできますが学習そのものはしっかりできます。バトル時に出題される単語(例文)も少なくないので、最低でも5分くらい時間があったほうが落ち着いてプレイできそう。
ゴリゴリ英語を学習したい人にはものたりないかもしれませんが、英語やんないといけないけどなかなか気が向かないな〜という人には取り組みやすいアプリです。