日本語での会話でそうであるように、英語でも「パッと」言うのが本来あるべき会話です。
とは言え、外国語はなかなか日本語のようにパッと言葉が出てくるわけではありません。単語の意味はわかるし表現としても知っているのに口から出てこない。そんな経験があるかと思います。パッと言葉が出るようにするにはパッと出るように訓練すればいいんです。
誰かと英会話をすればそれは可能なんですが、慣れるまではなかなか言葉が出ずにイライラします。なので、そこそこ慣れるまではアプリで練習しておきましょう。
「パッと言う英会話」はタイトル通り「パッと」英語が出てくるような訓練ができるアプリです。ちょっとだけ無料で使えますが、フル機能を使うにはアドオンの購入が必要です。海外旅行編は旅行でのシーンが中心ですが、十分に日常会話にも応用が聞く表現が満載です。日常会話について学習するなら「基本編」がありますが、むしろ英語を使うのは旅行が多いと思うので、日常編より海外旅行編の方が重宝するかもしれません。
シーン別に適当な言い回しを確認。
「海外旅行編」では旅行時にありがちなシーンが用意されています。例えば「機内編」であれば他の席に移ってもらえないか聞かれた際の返し方や自分の席に誰か間違って座っているときの話しかけ方、について学習できます。
注意したほうがよいのは、このアプリで紹介されているのは、あくまで「適切な表現のひとつ」であって唯一の正解ではないこと。自分なりの回答をなるべく早く頭に浮かべ(できれば口に出して)、{アプリでの)正解例と比べてそれをひとつの表現例として吸収していくのがいいかと思います。
ヒントと解説が親切。
各シーンでは回答するためのヒントがあります。個人的にはこのヒントは回答するための情報というより、回答後に表示される解説とともに読むとなぜその回答が適切なのかがしっくり理解できるので、ヒントと解説はしっかり読むことをおすすめします。解説では例えば「“I think〜”をつけることで柔らかい表現になる」といった有益なアドバイスが得られます。
「基本編」では日常会話で「パッと」言う訓練ができます。
姉妹アプリ(?)の「パッという英会話(基本編)」では日常生活でありがちな「初対面」や「お礼」などについて同様の形で確認できます。旅行ではなく仕事のために英語を使う予定の方はこの「基本編」に取り組むのがいいかと思います。
海外旅行編も基本編も無料で利用できるのはScene1のみで、その他のSceneの利用はアプリ内でアドオンを購入する必要があります。アドオンは850円(2012年12月1日時点:参考:KKSブログ)です。購入画面で金額が表示されないのは修正をお願いしたいところです。 *2015.10.7追記 アドオンは1,200円です。金額表示については購入ボタンを押してからパスコードまたはTouchIDを認証させることで表示されます。その後に金額が表示され購入確認されますが、やっぱり先に金額を表示して欲しい。Appleの規定かもしれないですね。
海外旅行に役立つアプリとしては「えいご上手 海外旅行編」も有料ながら詳しい解説と複数スピードの音声付きで海外旅行を検討されている方にオススメです。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。