独学で単語を覚えるには、単語帳や単語アプリを使って単語に特化して取り組む方法と、文章を読んだり洋楽や洋画によって流れの中で理解する方法とがあります。
単語は語彙力を一気に上げるには有効ですが、映像や文章の中でで覚えた方が単語の使い方や文法も合わせて理解できるため可能であればおすすめしたい方法です。
映画や音楽は楽しいもの、好きなものを見つけやすい一方、文章による読み物系はいわゆる“interesting”という意味でおもしろいものはたくさんありますが、“funny”のおもしろさを含むものはなかなか見つけるのがたいへんです。“funny”は笑いの感覚が日本人と外国人と異なることも、“interesting”に比べて楽しめるものを見つけるのがたいへんな理由かもしれません。
「笑って覚えるえいご」はジョークをベースにした読み物集です。アプリの名前にある通り日本人としても「笑える」ものが多いですし、外国人の笑いのツボを理解する上でもなかなか役に立ちそうです。
人気順や動物・夫婦などカテゴリーで選べる。
ABC順(タイトル)や難易度順でも選べますが、楽しく読むなら「人気順」がオススメです。または「飛行機」や「医者」、「酔っぱらい」などのテーマでもお気に入りのジョークが見つかるかもしれません。
個人的に好きなのは三人の少年がリンゴを盗んだことを親の職業を絡めて謝る「My father is a Lawyer」です。
日本語訳と音声も付いてる。
「楽しい読み物」であることは間違いないんですが、ネイティブによる読み上げと日本語訳の表示・非表示機能があるおかげで「学習ツール」としてもバッチリ使えます。
単語を一覧で確認できる機能はないんですが、パラグラフごとに英文のすぐ下に日本語訳が表示されるので特定部分の和訳がかんたんに参照できます。
バックグラウンド再生もできますが、複数のトピックにわたっての再生はできません。
クロスワードパズルも楽しい。
読み物とは別に「ゲーム」も用意されてます。クロスワードパズルですが、かんたんな単語が多く、息抜きにも使えそうです。中断してアプリを閉じてもまた中断箇所から再開できるので気軽にできるのも◯です。
有料ですが十分にその価値はあるアプリだと思います。
【注意】マナーモード時も音がでます
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。