英単語を覚えるときに「じっくり覚える」ことも必要ですが、テストや会話などはどうしても英語を浮かべるまでの「速さ」も問われますよね。
「瞬間選択英単語」はアプリ名の通りとにかく「速さ」を追求したアプリです。設定で調整できますが、選択したモードによってはとにかく速さを問われます。イラつくほどに速さを求められます。
速く回答しようとすると嫌でも集中しますし、間違えたら終了なので10秒もあれば学習できます。
NormalModeとTimeAttackの2つのプレイモード。
アプリ内のすべての設問は2択です。ある英単語が表示され、その日本語訳を選びます。
NormalModeはそれぞれの設問に制限時間内で答えていき(制限時間を超えたら終了)、AttackModeでは一定の時間内にどれだけ多くの設問に答えられるかを問われます(間違えても設定時間までは終了せず)。
NormalModeの回答時間は0.5秒〜2秒。
レベルがEasy、Normal、Hard、Hellの4つ用意されており、Easyで2秒、Hellで0.5秒です。Easyレベルの2秒も意外に短いですが、0.5秒は設問を読む暇もないレベルです。
さんざんやりこんで単語の1文字目で判断していくようになったr挑戦するレベルでしょう。英語力とは違う能力も問われます。
急かされる上に誤答したらそこで終了なのでかなり緊張感があります。集中して取り組むならこちらのモードがおすすめです。
TimeAttackは10秒〜120秒。
TimeAttackというモード名とは裏腹に、回答数にさえこだわらなければじっくり学習できるモードです。やってるうちに自然に時間内の回答可能数も増えてくるので、学習効果を求めるならこちらのモードがいいです。
やってみた感じでは120秒はちょっと間延びしますので、30秒か60秒をおすすめします。
音声なし。広告あり。
ネイティブによる音声は収録されていません。BGMもないので学習中はすごく静かです。他のツールで音声を確認しつつ、純粋に「意味を速く答える」訓練用に使うのがよさそうです。
また、無料アプリの宿命か広告がかなりでます。画面中央に表示されバツマークをタップすることで非表示にする必要があります。ただ、誤答したり制限時間を迎えたりで一息ついたときに表示されるので、表示を消すのは面倒ですがそれほど邪魔には感じません。
上述のように英語をいざ使う場面では回答までの速さはかなり重要なので、イラつくくらいのプレッシャーのもとで取り組むのも必要かもしれません。
記事執筆時点(2016年6月10日)ではiOS版はなくAndroid版のみが展開されています。今回紹介したのは中学編ですが、高校編もあります。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。