効率よく単語を覚えるために英単語アプリに必要なのは
- ネイティブ音声
- 例文
- テスト
です。これらが揃っているアプリは英単語学習アプリとして使い勝手がいいと思います。
ただ、コンテンツはよくてもなかなか日常的に学習するのはかんたんではありません。「究極の英単語」のいいところは、上述の必要条件に加えて、「日常的に取り組む」仕組みが用意されているところです。
例文と英単語を毎日「少しずつ」学習。
例えば3,000語が収録された英単語アプリがあっても、「毎日10個ずつやろう」と自分で決めるのはなかなかハードルが高く、数日続いてもいつのまにか5個になり3個になり、休みがちになり、、という可能性は低くありません。
「究極の英単語」では”今日の学習”というメニューがあり、ここで一日の学習量を例えばセンテンス(例文)を3つ、英単語を10個、といった形でそれぞれ設定できます。
例文や英単語が表示されるだけでなく、理解度を測るテストが毎回あるのがありがたいところ。ちなみに「センテンス3つ・英単語10個」という設定であれば、テストの形式(6種類から選択)にもよりますが3分ほどで終了するのでスキマ時間でも十分に使えます。
また、設定した1日の学習量を超えて学習することももちろん可能です。時間があるときなどは3日分、10日分と解いてしまってもOKです。
テストの出題形式は6つから選択可能。
“今日の学習”のシメはテストです。テスト形式は以下の6つ。
- 穴埋め(音声を聞いて空欄を選択肢から埋める)
- キー入力(音声を聞いて空欄を記述で埋める)
- 聞いて意味を当てる(英語音声を聞いて正しい日本語訳を選ぶ)
- 見て意味を当てる(英単語を見て正しい日本語訳を選ぶ)
- 意味を見て当てる(日本語を見て正しい英単語を選ぶ)
- 聞いて書き取り(英語音声を聞いてその英単語を記述する)
テストの中で「意味を見て当てる」以外は出題時にネイティブ音声が聴けますし、「意味を見て当てる」テストでも回答後は音声が確認できます。好みで選んでいいとは思いますが、記憶に定着させることを考えると「キー入力」でのテストがおすすめです。
ちなみにこのテストは「毎日の学習」を選ばずとも単独の機能として利用できます。単独機能としてのテストでは問題数や優先順位(学習回数が多い順/少ない順、お気に入り、ランダム)などを調整できて便利です。
「覚える学習」は例文または単語リストで。
“毎日の学習”はとても重要な機能である一方で、みっちり単語・例文に取り組む機能も充実しています。
3つのレベルに分かれてそれぞれに「まるごと暗記」(例文)、「品詞ごとに暗記」(英単語)が確認できます。
もちろん例文も英単語も日本語訳に加えてネイティブ音声も確認できます。
例文では”コミュニケーション”・”行為”、英単語では”副詞”、”前置詞”といったカテゴリー分けされているので、苦手なところ、重点的に学習したいところをピンポイントで確認できます。とはいえカテゴリーを超えて関係している部分も多いので、個人的にはかたっぱしから取り組んでいくのが好きです。
英単語を学習する上で必要な機能が、不足なくかつ余分なものもない状態でそろっています。
レベル別にアプリが別になっているところも学習者にとってはありがたいですね。
レベル別の各アプリ(究極の英単語1〜4)ともプレミアムパス(課金期間中は対象アプリが使い放題)に対応していますが、単体のアプリで買取ることもできます(2015年12月28日現在各600円)。
有料ですが機能を考えるとおつりがきます。英単語を鍛えたい方はぜひご検討ください。
Vol.2〜4の対象レベルは下記アプリの画像でご確認ください。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。