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目と耳を使って英語を「概念」で覚える。/動く英語

 

意味は言葉よりも「概念」で覚えるべし。

一般的に英語を覚えるときはそれに該当する日本語をひも付けて覚えます。例えば「dog=犬」のように。

しかし、会話や長い文章を読む際にひも付け法で英語を理解しようとすると時間がかかりスムーズに行きません。言葉としてひも付けることが無意味ではありませんが、その英語が表すイメージ、状態、という「概念」として覚えるのがスピード的にも理解しやすさの面でもよいです。

概念で理解するというと難しく聞こえますが、そんなことはありません。

「Good morning」はそのまま日本語にすると「よい朝」ですが、「Good morning」→「よい朝」→「おはよう」と変換する人は少ないはずです。「Good morning」が日本語での「おはよう」に該当する言葉であると、ほとんどの人が「概念」で理解しています。

「動く英語」は概念での理解に大きく役立つアプリです。

テキスト+音声+状態(動くイラスト)

下記画像は復習モードの一部ですが、「電球を取り替える」という動作をテキスト+音声+動く画像の3方向から確認できます。イラストで覚えてしまえば「change the lightbulb」を「電球を取り替える」という日本語に置き換えることなくイラストのように「電球を取り替える」動きとして連想できます。

動く英語  IMG_0495

上記選択肢のいちばん下は韓国語のようですが、なぜこれが選択肢にあるのか不明です。もしかするとデベロッパーが韓国の人なのかもしれません。

理解度の確認は日本語テキストありなしが選択可能。

日本語+イラストを見て英語表現を浮かべて正解を確認したり、

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イラストだけを見て正しい英語表現を選んだりできます。

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ちなみにこれは「パーティーに行く」のイラストです。

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そしてこちらは「追い抜く」のイラスト。

個人的には日本語のテキストなしで、「イラストのみ」で英語表現を選ぶのがこのアプリの本質を突いた使い方だと思います。

留学も概念を理解するための手段

外国への留学、あるいは外国での生活は語学力向上の近道だと思いますが、それは概念を理解しやすいからです。生活していると必然的に各動作に表現がついてきますので、生活の細かい部分の英語表現がしやすい環境に身を置くことになります。

この「動く英語」でできるのは、やや大げさに言えば「スマホ留学」あるいは「スマホ内海外生活」です。

映画を見ていても英語を概念で理解することが可能ですが、アプリほど手軽ではないので、「継続的学習」を考えるとアプリに軍配が上がりそうです。

かつて1,200円でしたが、大幅に値下げされたようです。

気になるのはリピートがくどいこと。

記憶の定着には何度も繰り返し一つの表現に接するのがいいとは思いますが、このアプリ内でのそれはちょっとくどいです。「まだ続くのか。。。」とうんざりすることがもしかしたらあるかもしれません。。。

ただ、斬新なアプローチのアプリではあるので、気になる方はぜひ試してみてください。

動く英語

動く英語
開発元:DMJ
¥240
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