英語を理解するには「語彙」と「文法」の両輪を鍛えていく必要がありますよね。
文法は「彼、彼女が主語のときは動詞に”s”をつける」のように理屈で理解することもできますが、とにかく数をこなすことで理解するのも有効だと思います。個人的にはこの「理屈より数」派です。
「瞬間英文法」は中学レベルの文法をとにかくたくさんの問題に触れることで理解していくアプリです。
開発元はオンライン英会話を展開するレアジョブです。「英会話に何が必要か」を踏まえて開発されていることは明白です。
英語を読むにも話すにも文法は必須なので、文法をなんとかしたい、という方は要チェックです。
とにかくシンプル。
be動詞、一般動詞、疑問視などのカテゴリーに分かれていますが、いずれの練習問題もものすごくシンプルです。
「中学レベル」というくくりがあるだけでアプリを利用する上で英語レベルは問われません。各設問は3択で回答すると同時に正解・不正解がわかるのでサクサク進めます。
たくさん解ける。
アプリの構造がシンプルが故にたくさんの問題が解けます。取り組む設問数を10問・20問・30問から選択します。10問に設定してもそれを繰り返せばたくさん解けるので、一度にどれくらい解くか、を決めることになります。
音はありません。
一つだけ残念なところを挙げるなら音声がないところです。比較的かんたんな単語が多いので発音がわからないケースは多くないと思いますが、発音は他のアプリで確認しましょう。
理屈でも確認できる。
「なぜそうなるのか」を確認したい方も安心してください。各カテゴリーでは詳しく文法について説明してくらます。
人称代名詞、現在進行形その他各カテゴリーではまず確認テスト(5問)を受けます。確認テスト終了後に文法の解説を確認できますが、確認テストを終えたカテゴリーについてはいつでもこの文法解説を確認可能です。
間違えたところの確認はしっかり。
確認テスト、練習問題ともに正誤一覧を確認できます。ただ、この正誤記録を確認できるのは確認テストや練習問題を終えた後の1度だけなので記録したい方は画面キャプチャを取るかメモを取っておきましょう。
各カテゴリーをどれだけ解いたのかも記録されるので、過去に取り組んだカテゴリーを(必要ないのに)解いてしまうことを防げます。
まだバグがある。
まだリリース間もないので、明らかに間違っている箇所もあります。これは今後のバージョンアップで解決されると思いますのでそれを待ちたいと思います。
「本を眺めているだけでは文法は覚えられません」。
アプリ冒頭に表示されるこのメッセージにレアジョブがこのアプリに込めた思いがこもっていますね。
わたしもこのメッセージには同意します。「読む」と「解く」では記憶への定着がまるで違います。無料で利用できるコンテンツを含まない有料アプリですが、文法を学習するう方法に迷っている方にはおすすめできるアプリです。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。