“Mother Goose(マザーグース)” はいわゆる英語の童謡です。英語圏で長く親しまれている童謡で、歌はもちろんパズルやぬりえ、数あそびやカードゲームなどインタラクティブに「英語で」遊べるアプリです。
日本人の英語学習のためのアプリというよりは英語圏の子どもたちのためのアプリなので日本語の表記はありません。
ですが、歌には字幕が付いていますし使われている英語はかんたんなものが多いので、「あまり英語に自信がない」というパパ・ママは自分の英語力アップのためのアプリとしても使えると思います。
歌、ゲームを英語で遊ぶ。
英語圏の子ども向けなので当たり前ですが、すべてのコンテンツが英語です。歌(童謡)以外にもパズルや神経衰弱などのゲームでも英語が使われます。歌は別にして、ゲーム内では文というより単語をたくさん聞けます。
大人がそばにいれば英語がわからなくても操作や遊び方がわからないということはありません。3、4歳なら子どもだけでも困らないかもしれません。
直感的に遊べるので、ともすれば言葉に意識が向かないかもしれませんが、それくらいがちょうどいいように思います。言葉を聞かないとわからないゲームの場合は英語がわからないと遊んでいてもつまらないですからね。
歌だけを利用してもコスパよし。
“Mother Goose”というアプリ名の通り、たくさんの童謡が収録されています。無料でも聴けます。
YouTubeなどでかんたんに見つかる曲ばかりですがアプリとして子どもに聞かせたい曲がまとまっているのはなかなか便利です。
歌に合わせて絵が動くのでなんとなく曲中の英語の意味もわかります。
触れるのがGOOD。
アプリの最大のメリットは「触れること」ですよね。アプリ内ではぬりえやパズル、神経衰弱や数字あそびなど、歌を除くほぼ全てのコンテンツで触って遊べます。
例えばぬりえでは色を選択したときなどに英語で色を教えてくれたりするので、遊んでいるうちに自然と英語に触れられるのがいいですね。
色、数字、動物、楽器などが学習できます!
このアプリでいわゆる文法やイディオムに触れるのは(歌を除いて)難しいと思います。ですが、単語については色、数字、動物、楽器などかなりの数を「遊びながら」学習できます(子どもにとっては学習している感覚はないと思いますが)。
文としての英語については、歌で慣れつつ、パパ・ママが歌ってあげるとすぐに覚えてくれるんじゃないでしょうか。
フルパッケージは1,600円。
有料分は動物・数字・振り付け・読み聞かせの各カテゴリー840円、すべてまとめて購入すると1,600円(記事執筆時)です。
パッケージ版もコスパが高いと思いますが、バラで買うなら数字か振り付けがおすすめです。理由はインタラクティブ性が強く、また適度に音声も含まれているのでお子さんが集中しやすいと思われるためです。
「英語学習アプリ」と見ると「もうちょっと英語話してくれてもいいかな」と思う部分もゲームによってはありますが、ほとんどのゲームでは必要十分です。むしろ子どもにとってはちょうどいいくらいかもしれません。
まずは無料版で遊んでみて、お子さんに合うか試してみてください。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。