英単語学習アプリは星の数ほどありますが、この「究極英単語」は収録単語数だけでなく収録カテゴリーとして”究極”と言えるアプリです。TOEICやTOEFLなど資格試験のために英単語を学習したい方はもちろん、英会話やリスニングのための教材を探している方にもぜひおすすめしたいアプリです。
カバーする学習対象の範囲が「究極」的に広い。
収録コンテンツはカテゴリー(TOEIC、英語検定、スクール英会話 etc.)として20個以上、教材数としては数百にも登ります。*コンテンツ数は記事執筆時点(2016年1月25日)のもの。
膨大な単語を学習していくのは気が滅入りますが、カテゴリー分けされているので自分に必要とされている部分のみ学習できて効率的です。TOEICのレベル別テキストや子ども向け、スクール向けのコンテンツもあるので、収録教材のすべてが活用できるかというとそうではないかもしれませんが、それを差し引いても便利なアプリであると言えると思います。
収録カテゴリーはTOEICやTOEFL、英検といった定番ものから生活実用英単語m,こども英語、スクール英会話(例えばキャンパスライフで使えそうなフレーズ集)、リスニング教材として教育、経済、時事、技術、農業、ヘルスなどの各種レポートなどが収録されています。
カテゴリとしての分類のほか、「英単語」「英会話」「リスニング」という分類もあり、目的に合わせてコンテンツを選びやすい形になってます。
英単語だけでなく英会話、リスニング対策にも。
“究極の英単語”というアプリ名ですが英単語だけでなく英会話やリスニングのための教材も豊富です。
「英会話」のジャンルにはキッズ英会話、海外旅行、など対象年齢やシーンを想定したもののほか、「英会話-超短い英会話」では”Hush!”とか”Adorable!”のようなすぐ覚えられてかつ使い勝手の良さそうなものもあります。
リスニングは”VOA(米国の海外向けラジオ)”の教育や時事、経済、農業などのレポートが収録されています。各コンテンツは音声とともに英語テキスト・日本語訳が付いていて、10秒ほどに細かく区切られているので、聴きたいところをなんども繰り替えし聴けます。再生スピードはちょっとゆっくりめです。
正解した単語は説明文の表示時間が短い!(調整もできます)
英単語学習は設問に回答する形で進みますが、「選択式」で学習した際、正解したときにはすぐ次の設問に遷移するのに対し、間違えたときには自分で次のページに進む(スワイプ)します。正解時はページ下部に表示される単語の意味や例文などは読む必要なし、間違えものだけじっくり読みたい、というニーズに対応してます。これは「設定」でいかようにも調整可能なので、正解しても説明をしっかり読みたい、という方も心配いりません。
出題形式は選択可能。おすすめは記述式(リスニング)。
各設問の出題形式は4択(日本語→英語、英語→日本語)やクイズ、記述式などから選べます(教材によって出題形式の選択肢は異なります)。
単語を学習する際のおすすめは記述式です。
表示される日本語から適切な英単語をタイプするんですが、わからないときは画面内の任意の場所(余白部分)をタップすると1文字ずつヒントとして表示されますし、スピーカーマークをタップすると音声が確認できます。とうぜん選択式より負荷がかかりますが、日本語→英語の変換は英会話にも活用できる点でおすすめです。
一般会員(Eパスポート)の購入方法。
無料で利用できるコンテンツは限られており、利用可能なコンテンツでも1日の学習可能単語数が50個という制限があります。学習したいコンテンツが無料対象なら無料でもかなり学習できますが、本気でやるにはさすがにストレスを感じます。
有料コンテンツを利用するには一般会員になる(Eパスポートに申し込む)必要があります。Eパスポートに申し込むには1日の学習単語数が50個に達するか、会員情報から購入画面に進めばOKです。
会員情報に進む手順は以下です。
- ホーム画面下部の「設定」メニュー
- 「会員情報」
- 「Eパスポートのご申し込み」
料金はこちら(2016年1月25日現在)。
- 3ヶ月:1,080円
- 6ヶ月:1,900円
- 1年間:3,500円
- 永久:5,100円(期間限定キャンペーン価格)
「永久」プランは別として、だいたい1ヶ月あたり300円ほどですね。
「遊び」や「かわいさ」の一切ない、純粋に単語・英会話・リスニング学習にフォーカスしたアプリです。まずは無料で試してみてください!
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。