「英会話に必要な単語は中学で習う英単語で十分」という人がいます。もちろん上を見たらキリがないですが、これはある程度真実だと思います。少なくとも中学レベルの単語をきちんとした文法で話すことができれば英会話は怖くなくなることは間違いありません。
レアジョブ英会話が展開する「1秒で思い出す瞬間英単語」はその「中学レベル」の英単語をとにかく早く答えることをテーマに学習するアプリです。
中学で学習する英単語2,400語を収録
収録されているのは中学3年間で習う2,400語とのことで上述のように英会話に加えて当然ながら高校受験にも役に立ちそうです。2,400語を単語帳で学習するにはそのボリュームに滅入りますが、アプリになるとよくも悪くもそのボリュームを感じにくいのでいいです。
しかも解答スピードにこだわっているだけにデザインもシンプルかつ動きもキビキビでサクサクと単語をチェックできます。
1ユニット(最小の学習単位)は15秒ほどで終了するので文字通りのスキマ時間を使って学習できるのも便利です。
覚える→テスト
他の「瞬間」シリーズ同様にすべての単語は「覚える」パートと「テスト」パートそれぞれで学習できます。しっかり学習したい方は「覚える」パートから、ある程度自信があるならいきなり「テスト」モードでもOKです。
覚えるパートでは単語・例文・単語の発音が確認できます。残念ながら例文の発音は確認できませんが、単語学習アプリとして割りきりましょう。テストパートでは発音の解答時に発音チェックはできません。
単語の意味もデフォルト(初期設定)では非表示(?で表示)になっています。「日本語の意味を表示」をタップすることで表示・非表示をかんたんに切り替えられるので、覚えるモードでもテスト感覚で学習できます。
発音も確認可能
各単語の発音を確認するには「覚える」パートで学習するか、テストパートの回答後に表示される一覧画面でスピーカーマークをタップすることで確認できます。
アプリ全体が「とにかく速く」単語を確認することにこだわっているので、サクサク学習できる一方で機能的には必要最低限に抑えています。が、「単語の学習」に限って言えば最低限にして必要十分です。「このアプリ1つで中学3年間分の英単語が学習できる」と考えると特に中学生にとっては「どの単語帳がいいだろう」と迷わずに済みそうです。
あえて言えば中学の学年別になっているわけではないので、学校内のテスト勉強としては不便なところがあるかもしれません。
レアジョブ瞬間シリーズはとにかく速さにこだわるのが特徴ですが、単純に解答までの時間を測るだけですがこういうプレッシャーがあるのとないのでは集中力がぜんぜん違いますね。英会話には瞬間的に日本語と英語を変換する必要がありますし(概念で捉えることもありますが)、その辺はやっぱりオンライン英会話を展開するレアジョブ英会話らしい「英会話のための」アプリであるというこだわりを強く感じます。
中学生はもちろん、英会話をスムーズにしたい方にもおすすめです。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。