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複数言語を話すことが認知症の予防に?

 

複数の言語を操ることはコミュニケーションの幅を広げるだけではないかもしれません。

複数の言語を日常的に使用する人は、そうでない人に比べ脳卒中後の認知機能が割合が高く、また認知症の発症が遅いという報告もあるとのこと。

分析の結果、認知機能が正常だった割合は、モノリンガルの19.6%に対し、バイリンガルでは40.5%と大幅に高かった。一方、「認知機能の低下」と判断される血管性認知症+血管性軽度認知障害は、モノリンガルで77.7%と高く、バイリンガル(49.0%)の1.5倍以上。
– via あなたの健康百科

ただし、2か国語以上を話すこと自体が認知機能によいわけではなく、日常的に話す相手によって言語を切り替える習慣が認知機能に好影響を及ぼしている可能性が高いとのこと。

話せるだけでなく使い分ける習慣が影響しているようですね。

さらに

若い時から知的な刺激のある活動の習慣を持つことが、脳卒中によるダメージから認知機能を保護することを示唆している
– via あなたの健康百科

とくに複数言語の習得や利用にこだわる必要はなさそうです。

個人的には複数の言語を使うことで知見も広がりますし旅行や友人の幅、ひいては行動範囲もぐっと広がるので、自然とたくさんの刺激を受ける環境に身を起きやすくなるような気がします。