子ども向けに作られれたコンテンツは実は英語を学習する大人にも使えます。子ども向けコンテンツは使用される単語はかんたんなものが多く、話すスピードも比較的ゆっくりです。また動画内のストーリーもシンプルなものが多く英語が聴き取れなくても映像から意味を推測できるので、「何言ってるかわからない」とイライラしにくいです。1つのコンテンツが5分〜10分程度なのも集中するいはちょうどいいです。
これからリスニングを鍛えたい方、ドラマの英語はちょっとむずかしい、と感じている方にとくにおすすめです。
Come Play With Me
子ども向けでありかつ(おそらく)米国の子どもが人形の操作、声を担当しています。バーベキューをしたりプールで遊んだりといったいわゆる「ごっこ遊び」の実況です。
子どもながらに(子どもだから?)非常に聞き取りやすい英語で、使われている単語もかんたんなものばかりです。英語・日本語訳ともに字幕はありませんが、1度で聞き取りにくくても何度も観ているとわかってきます。
「ごっこ遊び」と聞くと大人にとって抵抗があるかもしれませんが、ここで使われている英語がしっかり聞き取れて、かつ自分でも話せるようになれば日常生活は支障なくこなせるレベルの英語だと思います。
バーベキューのシーンでは「おなかへった」とか「こっちに来ちゃだめっていったでしょ」「誰が最初に食べる?」といった、「ふだん使われる英語」が学べます。
Disney Cars Toy Club
おもちゃを紹介するコンテンツです。大人の方(女性)がナレーションしてます。
おもちゃの紹介ということで子どもに向けて作られているせいか映像中の英語はかんたんな表現が多いです。とはいえ基本的に英語圏に向けたコンテンツなので話すスピードは速めです。
スピードは速いですがそもそもがおもちゃの紹介ビデオなので、映像ないの動作によって何を言おうとしているのかわかります。
海外のドラマや映画も日英のテキストが確認できて便利なんですが、スピード、スラングを含めた語彙、時代や文化を理解していないとわかりにくい、というデメリットがあります。洋楽も単語は難しくなくてもメロディーに乗ると聞き取りにくかったりしますね。
その点、今回紹介したような子ども向けのコンテンツではスピードは映画ほど速くなく、語彙もかんたんなものが使われ、時代や文化を理解している必要もありません。そしてYouTubeならもちろん無料です。
大人の方が学習するコンテンツとしてだけでなく、お子さんと一緒に観るのもおすすめです。3〜5歳のお子さんであれば興味をもってくれるかもしれません。
参考になれば幸いです。