個人的にはいい動きだと思います。
青山学院大学では、2017年度入試より国際政治経済学部国際政治学科、国際コミュニケーション学科の一般入試B方式において、2016年度入試の試験学科「外国語」「外国語(英語リスニング)」「国語」のうち、「英語(リスニング)」を廃止し、新たに英語外部検定試験の資格スコアを出願資格として採用するとした。
出願資格として定める英語検定試験と基準スコアは、TOEFL iBT 57点以上、TOEFL PBT 490点以上、IELTS 5.0以上、TOEIC 560点以上、実用英語技能検定準1級以上の5つ。
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一般的には英語力は「どの大学を出るか」よりも「TOEFLやTOEICのスコア」が重視されます。大学入学時から「コミュニケーションのための英語」を意識できるのはうらやましい。
オンライン英会話スクールでもTOEICやTOEFLコースを用意しているところは多いですし、レアジョブ英会話やベストティーチャー高校生向けのコースを用意しています。
参考記事:レアジョブが学生(中高生)向けコースを開始。学校の授業はどうなる?
参考記事:ベストティーチャーが高校生向け英語技能試験対策「TEAP対策コース」をスタート。
青学で外部試験のスコアが出願資格として採用されるのは2017年の入試からですが、高校(とくに公立)では授業の内容を急に「コミュニケーション重視」にすることが難しいでしょう。
店舗型のスクールも含め、外部スクールの活用も大学入試のカギになってきそうです。