企業の英語公用語化に驚かなくなってきた昨今、大学でも英語「のみ」の授業で学位が取得できるようになります。
法政大学、慶応大学、立教大学など東京都内の私立大学が相次ぎ、英語のみの授業を受けて学位が取得できるプログラムを新設する。
– via eduon.jp
中でも慶応大は2016年に最先端の経済学を学ぶプログラムを新設するとのことで、「日本語で行ってきた授業の英語化」を超えて「世界レベルの経済学を学ぶための手段として英語を使う」姿勢が見えます。
海外で働きたいという日本人学生や日本に関心が高い外国人学生らを集める。
– via eduon.jp
日本に関心の高い外国人についてはすでに留学生として在学しているので、需要は主に日本人学生にありそうです。
海外の大学への進学も増えているようですがコストを考えるとむずかしい部分もあるので、日本に居ながらにして英語環境で学位が取得できるのは魅力です。ましてや世界レベルの講義が受けられるならなおさらですね。
秋田にある国際教養大学が、一部を除き講義を英語で行ったり留学を義務付けたりすることで少なくとも英語に関しては一定の評価を得ていることからも「英語の授業で学位を取得」の動きが広がることは学生側にも、企業側にもメリットがありそうです。*国際教養大学はカリキュラムだけでなく寮生活などの生活面でも個性的なので英語への取り組みだけで評価することはできませんが。