英語学習の目的が「海外での」英会話であれば、”エブリデイトーキング”は「英語を使う場所をしぼって学習できる」点でおすすめです。
お店や観光施設での一般的な会話をイラストを使った動画で確認できるので、完コピすれば観光でかなり使えそう。
旅行のために英語を学習する場合、総合的に語彙とか文法を学習するのは時間的にもモチベーション的にもたいへんですが、利用箇所をピンポイントで「丸暗記で使える」形で学習できるのは便利です。
イラストもいい感じでゆるいのも◯。
実在の店舗をイメージしたエピソード設定。
海外旅行で英語を使うシーンの9割は食事と買い物ですよね。「エブリデイトーキング」ではスタバやギャップ、サブウェイなど実在の店舗をイメージしてエピソードが用意されてるのでばっちりシミュレーションできます。
もちろん他の店でも使える表現が紹介されていますが、具体的なぶん利用シーンがイメージしやすいですし、アプリ内のかなりの部分がそのまま使える表現なのもありがたい。スタバとか日本にもあるもののオーダーの仕方が海外だとどうなのか不安だったりしますし。
会話形式で進むので利用シーンがイメージしやすい。
各エピソードは音声つきの動画になっていて、テキストを追いながら音声を確認できます。テキストを非表示にすることも可能です。
たまに紹介される豆知識も要チェック。
リスニングモードではキャラクターのセリフに加えて各エピソードに関連するTIPSが紹介されてます。例えば「NYCではすべての駅でアナウンスがあるわけではない」とか。
目玉焼きの焼き方でも「Sunny-side up」「Over easy」「Over hard」などの焼き方を確認できます。
なかなか通常の英語の学習では触れないところですよね。イラストが付いているのでとてもわかりやすいです。
アプリは通常再生、リスニング、ロールプレイのモードが用意されており、ロールプレイでは自分の声を録音できるようになってます。個人的には通常再生を繰り返し見ながら音声に合わせて(シャドウイングのように)読み上げるのがいちばん効果的でかつ使いやすい気がします。
イラストを見ずに音声だけを流すことも可能で、ブラウザなど他のアプリを利用しながら音声を聞けます。ただしいったん停止してしまうと停止箇所からの再生はできません。
気になるといえば全エピソードを通してセリフ・TIPSの日本語訳がないこと。セリフの意味を調べるには改めて調べないといけません。とはいえ、セリフ自体は難しい表現は少ないのでアプリを使ってイライラすることは少ないと思います。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。