英語の聴き取りは難しいですよね。読めるし書けるのに聞き取れない、という方もいるかと思います。
聴き取りを鍛える方法は
- 英語ネイティブと話す
- 海外ドラマや洋画をたくさん観る
- 洋楽を聴く
といったところが一般的ですが、最近ではアプリでの聴き取り訓練が時間的にもコスト的にも、さらに学習効率的にもおすすめです。
今回ご紹介する「Listning Hacker」は日本人にとって苦手とされる音に特化した聴き取り訓練アプリです。例えば「she’ll」「on a」のような単語としてはかんたんなのにくっつくことで(とくに日本人にとって)聴き取りにくい表現ばかりが収録されています。
しかも無料!
アプリの発行元は英語のトレーニングジム”Study Hacker ENGLISH COMPANY”を運営するSTUDY HACKERなので、英語学習において日本人の弱点とそれを補う術を踏まえて開発されているアプリであることは疑いようがありません。
解説付きで音のチェック。
“I’m”や”shouldn’t”などの「短縮」 や、”would you”, “want to”といった「同化」など、パターンを選びます。パターンの選択後はネイティブによる読み上げを聞いて聞いた通り単語を並べ替えます。正解の確認時はかんたんな解説が付くので、耳だけでなく理屈でも理解したい方にもおすすめできます。
各例文には日本語訳はありません。かんたんな例文が多いので意味を迷うことは少ないかもしれませんが、「音を確認・訓練するアプリ」として割りきりましょう。
再生速度は遅い・普通・速いから調整できます。
この機能は便利なんです。が、音声の再生や次の問題への移動のために都度タップする必要があることは個人的に気になりました。
チェック→テストの流れがシンプルでGOOD。
チェック(ベーシック)してテスト(確認テスト)という流れで一応完結します。ベーシックもテストも「音声を聞いて並べ替える」いう部分では共通で、ベーシックには解説が、テストでは正解・不正解の一覧が確認できます。
上級者にもおすすめ。
テストモードでは初級・中級・上級とあり、上級になるほど例文が長くなります。単語の数に加えてスピードの調整をすればある程度英語に自信がある方でもやりがいのある訓練になるんじゃないでしょうか。
ベーシックでは「短縮」や「同化」などのパターンで分類されているので、例えば連結で音が変わる(tがら行になるとか)とか「call a taxi」の”a”は弱く発音される、といった、いわゆる「英語っぽく話すコツ」をものすごく効率的に学習できます。
聴きとるときのコツとしてはもちろん、自分が話す時もそれらのポイントを抑えることでスピーキングにも効果がありそうです。
ドラマやラジオで聴き取りトレーニングをする前にぜひ確認していただきたいアプリです。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。