文法を学ぶ上で「英語を英語の語順で理解する」というのはけっこう大切です。文法を学習できるアプリは数あれど、以外に「英語の語順で文法を学べる」アプリは少なかったりします。
たとえば日本語で「すべてのメンバーはパーティーのプランが好きだった」という文は英語では「All the members liked the party plan.」で、そのまま日本語に置き換えると「すべてのメンバーは好きだった/パーティーのプランが」となります。
“SVO”とか”SVOC”という構文で覚えるよりも、日本語をそのまま置き換えてしまうとわかりやすいですよね。
“クルクルえいご漬け”を使ってみると「日本語を英語の語順で考える」ことが英語の構文(文法)を理解するのに役立つことがよくわかります。
クルクル回して文を作る。
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![IMG_4469](https://talkboat.net/wp3/wp-content/uploads/2016/05/IMG_4469-1.jpg)
“クルクルえいご漬け”では「日本語の例文に沿って英文を作る」ことを繰り返します。英単語をクルクル回して選択するUIがなかなかユニークで、かつてのiPodのクリックホイールを思い出します。
![IMG_4470](https://talkboat.net/wp3/wp-content/uploads/2016/05/IMG_4470.jpg)
文が完成してから正誤判定するのではなく作成途中で誤った単語を選択することができない(正しくない単語を選択すると画面内のネコ?が怒る)ようになってます。
音声も聞けます。
英語学習アプリとしては欠かせないネイティブ音声もバッチリです。回答前・回答中(英文作成中)・回答後に確認することができますが、設定によって回答前に音声が流れないようにすることもできます。
冒頭に音声を聞いてそれに沿って単語を並べ替える作業はディクテーションでもあるのでちょっとしたリスニングの訓練ですね。
利用を続けるには要課金。
![IMG_4471](https://talkboat.net/wp3/wp-content/uploads/2016/05/IMG_4471-1.jpg)
利用には「エナジー」が必要なんですが、利用開始時には20個ほど保有しています(無料)。利用を続けるうちに足りなくなるので追加課金することでエナジーを補充します。ややわかりにくい仕組みですが、初期設定のエナジーを消化しきるほど学習するとアプリの仕組みや自分に合うかどうかもわかるので、そこで改めて課金するか決めればOKです。
SVCなどの構文も確認できます。
![IMG_4473](https://talkboat.net/wp3/wp-content/uploads/2016/05/IMG_4473-1.jpg)
![IMG_4469](https://talkboat.net/wp3/wp-content/uploads/2016/05/IMG_4469-1.jpg)
冒頭に「SVO」を考えるより日本語を英語の語順にしてしまう方がわかりやすいと書きましたが、「SVO」で考えるヒントとして英文を色分けしてくれてます。各設問で英文が完成すると文中の単語に表示されれう色分けされた下線で確認できます。
細かいレベル分けなどはなく順番にStageをこなしていく形なので、自分のレベルと違うと少しやりにくく感じることがあるかもしれません。個人的には中学生やTOEIC400くらいの方はしっくりくるように感じます。
![クルクルえいご漬け](http://is2.mzstatic.com/image/thumb/Purple7/v4/5d/2a/b7/5d2ab793-4578-c615-cbd0-55f3bbe5cbbf/source/512x512bb.jpg)
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。