オンライン英会話レッスンでは珍しい日本人講師を中心としたWorldTalk。日本居住だけでなく世界中から講師が登録しています。
日本人バイリンガルが多いものの、アメリカ、フィリピン、スペインなどの出身者もいます。
日本語が通じるのはやっぱり楽。
フィリピン人を中心とした英会話レッスンサービスでも、日本語ができる講師がいますが、「日本語ができる」ことと「日本語ネイティブ」は大きな壁があります。
例えば「我慢する」という表現をするにも、日本語の「我慢する」にドンピシャな英語はなく、ケースバイケースで使う表現がことなります。
これを外国人に伝えるのはすごく大変ですが、バイリンガルの日本人講師には一言「I want to use 我慢する」と伝えれば適切な英語表現を教えてくれます。
また、英会話に慣れないうちは「困ったら日本語が使える」という安心感も大きいですね。
サイト内の動画を見ると日本人でもネイティブレベルの英語のようなので、発音に関しても心配はなさそうです。
料金は3,000円/月だが講師により必要なポイント数が違う。
講師の経験や人気度によってレッスンのポイント消費数が異なります(登録したばかりの講師は260ptからスタート)。コースに合わせてポイントを購入してそれを消化していくスタイルですね。
単純比較は難しいですが、例えば3,000ptを購入したときには3〜11コマを受講できるとのことで、フィリピン講師を中心としたサービスと比べるとやや割高です。ただ、(「日本語ができる」ではなく)日本人にレッスンを受けることを考えると割安と言っていいでしょう。
予約はわかりにくい。
予約ページが用意されておらず、各講師ページから予約する形なので、日程ありきで予約するのはちょっと面倒です。特定のお気に入り講師がいるなら便利です。
体験レッスンは登録時にプレゼントされる650ptを使用
無条件に無料体験レッスンを受講できるわけではなく、ポイントが無料で付与されて、それを使って体験レッスンを受講する仕組みです。講師によって消費ポイント数が異なる以上しかたがないんでしょうけどこれはちょっと残念ですね。目的の講師がいてもポイントが足りなければ無料では受けられないということなので。ただポイントの使い方によっては2回のレッスンが受けられるのはいいと思います。
講師の実力はバラつきがあるかも。
ポイント数が違うことや、講師の居住地が世界各地に渡ることから、講師全体に講習を行っているわけではなさそうです。サイト上に講師の研修をやっている旨の記述は見つかりません。
採用ページを見ると面談や模擬レッスンを行った上で採用されていますが、レッスンの大部分を講師の裁量にまかせているようなので、相性の善し悪しがレッスンの質を大きく左右しそうです。
とはいえ、日本国内でバイリンガル日本人に英語を教わろうと思うとこの金額ではなかなか難しいので、どうしても日本人、という方は一度体験してみるのもいいと思います。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。