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フィリピン留学で失敗しないために必読の1冊。

 

3ヶ月でTOEIC300点上げる フィリピン語学留学
*アフィリエイト記事ではありません

「厳しい語学学校」として知られるサウスピークの学習カリキュラム総責任者HAL_Jこと柴田浩幸氏によるフィリピンへの語学留学の指南書です。

当ブログでも以前に紹介しましたが、わたしもプレゼント企画に応募し電子書籍にて読ませていただきました。

関連記事:「結果にコミットする英会話スクール」と聞いて、あそこだろうなと予想したらやっぱりそうだった。

サウスピーク本を超えたフィリピン留学読本。

著者がフィリピンの語学学校”サウスピーク”の幹部であることもあることもあり、サウスピークが「いい学校」であると思わせる内容であることは否めません。

ですが、”サウスピーク”についての情報を脇においてもフィリピンで英語を学ぼうとする方は知っておくべき情報が満載です。

日本にいると安さや立地、豪華な環境など語学学校を選択する情報は限られます。しかも、それらの情報は耳障りこそいいものの、本来の目的である「英語を学習するためにふさわしいか」という視点で書かれているとは限りません。

この本では、「フィリピン留学はなんのためにするのか」、「フィリピン留学する際に確認すべきポイントはなんなのか」など、長くフィリピンでの語学学校の運営に関わり、また結果を出すことにこだわってきた著書ならではの視点で書かれている点で、説得力がバツグンです。

ではこの本がフィリピンへの語学留学を検討している方にとってどう有意義なのでしょう?

語学学校の現実がわかる。

日本ではフィリピン人講師中心のオンライン英会話が乱立しており良くも悪くも各スクールそれぞれに個性がありますが、フィリピンの語学学校も同様のようです。

もともとは韓国系のスクールが多かったようですが、日本人が韓国系(日本人向けでない)のスクールに通うことのリスクが細かく書かれています。

また、日本人運営のスクールも増えてきたものの、すべてが(英語を本気で学びたい人にとっては)優れたスクールとは言えないようで、スクールを選ぶ際にどこを見るべきかが紹介されています。

個人的に目からウロコだったのが、「日本人が多い学校の方が学習効率がよい」ということ。

かつて欧米への語学留学が主流だった頃は日本人が少ないことがよしとされる風潮があったので、この指摘には驚きました。さらに、「安いからフィリピン留学」ではなく「学習効率がいいからフィリピン留学」となりつつあるとのこと。

たしかに本書を読むと、なぜフィリピン留学が英語を学ぶ上で効率がいいのかがよくわかります。

留学時の注意点がわかる。

いざフィリピン留学を決めてから、留学の場所(エリア)、スクール、期間、(場合によっては)留学エージェントなど決めることは山盛りです。

その際に「楽しそう」とか「格安」、「日本人が少ない」、「きれいな設備」などという理由だけで選ぶ際のリスクはなかなか考えません。本書はフィリピン留学で浮足立つ気持ちにストップをかけてくれます。

留学エージェントや各スクールのどこを見るべきかの記述はスクール運営者ならでは視点でおもしろいです。

また、留学後に留学の成果を示すためにTOEICのスコアアップにこだわっていることも本書およびサウスピークの大きな特徴です。

「英語力を上げるために留学するならTOEICのスコアにこだわるべき」というスタンスが一貫しているので、本書の情報は(サウスピークを選ばなくても)フィリピン留学を「ただ行っただけ」にしないためのアドバイスとして貴重です。

留学までに何をやるべきかがわかる。

留学は現地到着前に始まっています。本書では読者の英語レベル別におすすめの学習参考書が紹介されています。

レベル別に参考書は違えど、留学前に基礎的な英単語と文法は理解しておくべき、という部分は変わらないようです。

とはいえなにをやるべきかわからない、という方も安心してください。

サウスピークでは留学を決めた方には日本人学習アドバイザーによるカウンセリングが行われ、なにをどう学習すべきか指南してくれます。

学習参考書のほか、オンライン英会話も留学前にやるべき学習方法として紹介されています(オンライン英会話はある程度の英語力保持者対象)。

オンライン英会話とフィリピン留学の違い(とくにサウスピークでのレッスンとの違い)を読むと、現在オンライン英会話を受講している方もフィリピン留学が気になるようになるかもしれません。

オンラインレッスンと留学との違いはいくつか指摘されていますが、中でも「留学では講師が厳しくできる」というのはとくにハラオチしました。

オンライン英会話では多くのスクールが毎回のレッスンで講師を指名するため「厳しく指導すると次回のレッスンで指名されない恐れがある」とありますが、これには同意です。レッスンで生徒が気分を害せば指名されないだけでなく、スクールそのものを辞めてしまう可能性もあるので、スクールとしても厳しく指導するよう言えないというのは想像できますね。

 
本書は電子書籍としてAmazonやiBooks、koboなどで販売(500円)されていますが、無料でプレゼントも行っています。無料で受け取るにはサウスピークのLINEアカウントを友だちとして追加します。

詳細はこちらからご確認ください → サウスピーク ウェブサイト

無料で受け取れるのはもちろん嬉しいですが、500円でもものすごく破格です。この一冊で留学にかかる数十万以上の金額の意味が大きく変わると言っても言い過ぎではありません。

フィリピンへの語学(英語)留学を検討されている方は、他のどんな情報よりも先に本書を一読されることを強くおすすめします!