「小学生のための楽しい英単語学習」を謳うアプリです。
“lie”や”screen”といった基本的な単語からスタートしますが、アプリ内はそこそこ日本語の文字量があるので小学校4年生以上くらいが対象でしょう。
もともと英語に触れていたお子さんにとってはかなりたいくつかもしれません。逆に、これまでまったく英語に触れていない、英語がどんなものなのかわからない、というお子さんはゲームで遊んでるうちになんとなく英語に触れられるので、抵抗なく英語に慣れることができると思います。
「英語のゲーム」ではなく「ゲームの中に英語がある」。
「ゲーム」と「英語」の比重を見ると、ゲーム8割、英語2割くらいに見えます。「英語を学習しよう」と思って取り組むには物足りません。ただし、ゴリゴリの英語アプリは抵抗がある場合にはちょうどいいです。
ゲームはモンスターを避けたりコインなどのアイテムを獲得したりしながら進めますが、ちょこちょこ英単語に触れられるようになってます。
なので、「英語学習」という視点で見ると効率は悪く感じるかもしれません。ですが、英語に慣れるまではこのくらいのペースで進めていくのがいいと思います。
「英語力を付ける」より「英語に慣れる」ために便利。
例えば”bakery”を学習するために、だんだんサイズが大きくなる”bakery”という単語が指定の大きさになったらタップする、というギミックが用意されています。ネイティブ音声も聞けます。
単語に集中させるいい仕組みですが、イメージではなく「文字で理解する」しなくてはいけないのがちょっと気になるところ。
学習した単語を「どう使うか」「どのように使われるか」というのは別の形で学習する必要があります。
学習単語の追加は別途購入。
アプリのインストールとある程度までの利用は無料ですが、課金することでよりたくさんの単語をアプリに取り入れることができます。
英単語240個で120円と非常にリーズナブルです。
英語の塾や英会話スクールに通いたい、通わせたいけどまったく英語を知らずに行くのは不安、というお子さん、保護者の方に「初めての英語アプリ」としておすすめしたいアプリです。
ただし、すごくゲーム要素が強いので、その点は好みが別れるかもしれません。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。