英会話を上達させる方法として
- 単語から覚える
- 日本語を英語に訳す訓練をする
のほかに
3. 英会話に使う表現を覚える
があります。
言いたいことより先に「会話に使える表現」をとにかく覚えてしまう方法です。言いたいことを英語に変換するのではなく、使える表現を使って言いたいことを表現することになります。使える表現をたくさん覚えるほど言いたいことが言えるようになりますし、「英語で考える」くせがつくので便利な学習法です。
「不滅の英会話シリーズ」はこの「会話に使える表現」がまとめられたアプリです。単語数（１〜６語）で分けられていますが、単語数が上がるほどやややや難易度が上がると考えていいと思います。が、最大の６語の表現も単語そのものは難しくないので、心配する必要はありません。
かんたんでも便利な表現が満載。
会話で使う頻度が高そうな単語が必要単語数（１語〜６語）でグループ分けされています。１語にはたとえば”absolutely（まったくだ）”とか”Enjoy（召し上がれ）”のような、すぐ覚えられてかつ外国人との会話ですぐにでも使えそうなものばかり。
英語に不慣れだけど間もなく「外国人と会話する機会がある」という方もとても使い勝手のいいアプリです。音声もついているので、それをお手本になんども練習できるのもこのアプリのいいところ。
英語が得意な方も意外に会話に使える表現はぱっと浮かばなかったりするので、上級の方も１語のグループをぜひ見ていただくことをおすすめします。
６語を使った表現には「お噂はかねがね伺っております（I’ve heard a lot about you）」とか「お待たせして申し訳ありません（sorry to have kept you waiting）」のように、さらっと言えるとスマートに見えるものが並んでいます。ご紹介の表現のようにスマートに見えるのに単語はかんたんなので、肩肘張らずに取り組めると思います。
４つの窓で単語・関連表現・解説・作文。
それぞれの表現は１ページ内に４つの窓（ボックス？）があり、各スペースには単語・関連表現・解説・演習問題が用意されています。珍しいデザインなのでこのアプリを使い始めた頃は正直ちょっと使いにくく感じたのですが、なんどか使っていると、これらの情報を整理するにはこのデザインがベストなことに気づきます。
すべての情報を見ずに関連表現だけ、演習問題だけというように表示項目を設定することも可能です。ちなみに演習問題は複数あり、解説も詳しく添削機能も高いです。しかも、安心してください。演習問題にもネイティブ音声がついています。
「まとめて聞く」が便利。
機能やデザイン的にはアプリとにらめっこしながら取り組むのがベストだと思いますが、画面を見れない移動中も「まとめて聞く」機能で学習できます。
１〜６語の各グループまたはその他の表現から学習したいグループをチェックすれば選択対象の表現の音声が延々と流れます。BGMモード対応なので、アプリを閉じても流れてます。夜にアプリを見ながら学習して翌朝はリスニングで復習するっていう使い方もできますね。
流れる音声は各単語はもちろん、会話例や関連表現も対象です。ちなみに会話例や関連表現を流すかは設定で調整できます。個人的に画面を見ていないと関連表現がわかりにくいので画面を見ずにリスニングするときは関連表現音声はOFFにすることをおすすめします。
このアプリは書籍２冊分を詰め込んだものですが、書籍版では各1,512円、２冊で3,024円なので、アプリ版の480円（2015年12月8日現在）は超破格です。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。
まとめ
