RPG調に設計されてますが、RPGのようでRPG的な要素はほぼありません。あるとすると進行中にランダムに敵に遭遇し、それを倒すために単語問題に回答する、という部分くらいです。5階層の塔を登っていく設定で、各フロアに雑魚キャラが数匹、ボスキャラが1匹います。
とにかく動いて敵キャラを見つける。
まず違和感を感じたのはここです（すぐ慣れましたが）。中心にいるキャラクターは動かずに、背景を動かすことで移動します。自由に画面内を動くという感覚ではなく、タテかヨコに１部屋ごと進んでいきます。いくつかの部屋に敵キャラがいるので移動すると自然に遭遇するようになってます。敵キャラに会うと自動的にバトル（単語テスト）がスタートです。
各フロアで雑魚キャラをいくつか（4〜5匹）倒した後にボスキャラ（？）を倒す。
英単語が表示されて、それに相当する日本語を４つの選択肢から選びます。英単語としてはかんたんなものが多く、サクサクと進めます。気になるのは子ども向けのアプリの割に（英単語のレベルに比べて）選択肢に使われる漢字が難しめなこと。子どもの年齢によっては英語よりも日本語を読むときにひっかかることがありそうです。
バトル（単語テスト）の開始時はHPが３つで、間違えた回答をするたびに１つ減っていきます。正解すると相手への攻撃になります。
雑魚キャラは４〜５問程度、ボス（？）キャラは20問ほどを正解すると上のフロアに移動できます。正直ボスキャラは回答数が多くちょっと飽きます。。。
読み上げはナシ。
残念ながら単語の読み上げはありません。意味を確認するためだけのアプリとして考えましょう。
このアプリで本格的な語彙力をつけるというより、気軽に英単語に触れてみよう、というくらいに取り組むのがよさそうです。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。
