“迷子パンダ”は「電話」や「仕事」といったシチュエーション別のイディオムをゲーム感覚で学習できるアプリです。失礼ながら手作り感満載のデザインにプレイ前は若干の不安を感じていましたが、「3択問題に正解することでお母さんパンダと子パンダをつなぐバーを伸ばしていく」というシンプルながらハラハラするゲーム要素がクセになり、気がつけば30分ほどプレイしていました。
レベル選択はないが難しすぎず、かんたんすぎない。
単語そのものはかんたんですが、イディオムとしては間違いやすい選択肢が用意されています。かつ日常的によく使いそうな表現が多いので、ここで学習したものはすぐ使えそうです。
上の問題なども、画像で見るとかんたんな選択に見えますが、一問あたりの制限時間は3秒ほどで結構せかされます。ゆっくり選択肢を読んでいる時間はありません。ちょっとした速読の訓練になるかもしれません
全問正解しないと次のステージに進めない。
各カテゴリーには3つのステージがありますが、各ステージの問題をすべて正解しないと注ぎのステージに進めません。ですが、各ステージの問題数は5問程度なので、全問間違えたとしてもリベンジにはそれほど時間はかかりません。
問題数が多いと、間違えたときに再挑戦のモチベーションを持ちにくいですが、5問程度なら間違えたとしてもショックは少ないです。
3択ながら選択肢の設定がうまい。
イディオムだけでなく単語1つを問う問題もありますが、微妙なスペルを聞いてくるので結構な単語力がつきます。
アーカイブ機能が便利
各ステージにはARCHIVEが用意されており、正解・不正解の表現を確認できます。
上の画像の下部にある「ARCHIVE」をタップすると、正解・不正解が別々に確認できます。×(バツ)が点灯している画面で正解分が、◯(マル)が点灯している画面では不正解分が表示されていますが、正直これはわかりにくい。反対のほうがいい気がします。
日本語をタップすると英文とともに復習できます。
上述の通りレベルの選択がありませんが、初心者から上級者まで楽しめるアプリだと思います。
アプリ全体のなんとなくゆるい感じが肩の力を抜いてくれます。もちろん英語そのものはしっかりしてます。
無料版は広告が表示され出題数も限られますが、けっこうな数のイディオム、単語を学習できます。広告のない有料版も120円とリーズナブルなので、より集中したい方はこちらを試してみるのもよいかと思います。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。