個人的な無料チャットアプリの2大巨塔は”Chatty”と”HelloTalk”です。”Eigooo”もいいチャットアプリですが、基本的に有料なのでここでは含めません。
似て非なるChattyとHellotalk。
Chattyはレアジョブが展開する1日10分限定のサービスで、担当はレアジョブの講師(対面レッスンも担当しているかは不明)、使用言語は基本的に英語のみ、豊富なスタンプにより初心者でもコミュニケーションしやすい工夫がされています。当然ながらチャット開始から時間内はずっと対応してくれます。
一方のHelloTalkは世界中の外国語学習者同士をつなぐサービスで相手は講師ではなく一般人。仕事ではないので返信のタイミングはまちまちで、チャットになる場合もあればメールのようなやり取りになることもしばしば。時差も影響してるのでしょう。
日本語を使えるのはHelloTalk。
初心者にHelloTalkをすすめるのはHelloTalkでは日本語を使える「場合がある」ためです。
そもそもHelloTalkユーザーは外国語を学習したい人たちで、チャット相手に日本人を選ぶ人の多くは日本語を学びたい(使いたい)人たちです。
なので、ともすると日本語ばかりでやり取りできてしまうのですが、そこは相性ややり取りのさじ加減でこちらの使いたい言語を適度に使えるようコントロールすれば問題ありません。
おすすめはこちらからは外国語発信、向こうは日本語発信。
この形ではお互いの学習したい言語を使えますし、必要なら検索もお願いできて双方にメリットがあります。
困ったら日本語。
上述の通り基本的にこちらからの発信は外国語、相手は日本語、という形でのやりとりをしつつ、外国語の言い回しや語彙がわからない場合は日本語を使ってしまいましょう。
相手の日本語レベルにもよりますが、うまく翻訳してくれるかもしれません。
あるいはHelloTalkの翻訳機能を使うのもいいと思います。人間のように正確な翻訳ではないようですがおおよその意味が通じる程度には訳してくれますし、それを相手に直してもらえば結果的には正しい表現を学習できます。
Chattyは講師も親切でスタンプ機能などで初心者でもスムーズにチャットが続くよう配慮されていますが、個人的には英語のみでのコミュニケーションに慣れてきてから使う方がより効果的だと考えています。ただ、外国人との会話の雰囲気を感じるツールとしてはとても優れているのでこの目的では毎日でも使うと英語での会話のリズムにすぐ慣れるんじゃないでしょうか。何より「間違いなくチャットできる(返信が早い)」というのは大きな特長です。
英会話の準備運動として、うまく使い分けてみてください。
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