これは楽しいです。
RPG調ですがRPG的な要素はステージ選択と武器・防具の購入くらいで、あとはひたすら敵(モンスター)と戦います。まさに「たたかう」ことに特化してます。戦いは英単語の和訳選択で攻撃、スペルのタイピングで防御、という設定です。戦いに勝利することで得られるスターやG(ゴールド)を基に装備を充実させていきます。
仕組みがシンプルが故にゲーム進行がわかりやすく、単語の学習に集中できます。それでいてバトル的な要素のおかげでとても楽しい。
収録の単語レベルは中学レベル〜大学入試難関(TOEIC650点レベル)とのことで、自分のレベルに合わせて使えるのもいいですね。ただ、レベルに関わらずスタートは同じなので最初のうちは手応えがないかもしれません。が、レベルをスキップする方法もあるので後述 します。
学習→テスト(戦い)のおかげで「できる感」が味わえる。
「たたかい」は英単語テストなんですが、たたかいの前には必ず出題単語の意味と発音を確認します。これを飛ばしてたたかってもいいんですが、自信がない場合はこれをしっかり確認しておけば有利にたたかえますw
不正解が続くとやる気が続きませんが、この機能をうまく使うことでやる気の維持につながりそうです。
ちなみにたたかいモード時は出題される単語をネイティブが読み上げてくれます。
クエストステージはレベル別にイージー・ノーマル・ハード・エクストラ
出題レベルは「クエスト」のイージー・ノーマル・ハード・エクストラの各レベルに分けられています。次のレベルに進むには現在のレベルを全てクリアするか、あるいは「チャレンジ」モードの”スコアアタック”で一定の得点を得ればOKです。
おすすめは「チャレンジ」。
スコアアタックもスタイルは通常のたたかいと同じですが、時間制限があり時間内に1,000点を獲得しないと「負け」です。この得点の仕組みが少しやっかいで、早く解答すれば高得点というわけではなく、正解時の獲得ポイントは「ランダム」です。なので高得点のためにはたくさん解答しなければならず結局は早く解答しないといけない、ということになります。ちなみに通常のたたかいでは早く解答するほどに高得点です。
制限時間があるだけで緊張感が高まり集中力も増します。個人的にこのアプリでいちばん好きなモードです。かなり素早く解答し続けないと1,000点いかないところも絶妙です。
発音も単語・例文でバッチリチェックできます。
たたかう前の予習モード時のほか、画面下の「情報」タブにある「出題リスト」でイージー〜エクストラまですべての収録単語を確認できます。
各単語の発音はもちろん、例文も確認できますしその例文のネイティブ音声も聞けます。
無料アプリなんで広告が表示されますが、いいのかわかりませんが広告は気になりません。各クエストの終了時に画面いっぱいに表示されるときにちょっと意識する程度でそれ以外は英単語を解くことに集中できます。
あえて不満を言えば間違えた単語や苦手単語をまとめられたら言うことなしですが、それを補って余りあるほど楽しく取り組める英単語学習アプリだと思います。
ゲーム的要素をご希望の方はぜひチェックしてみてください。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。