「これ英語でなんていうんだろう?」と思ったことがありますよね?
HiNativeはその疑問をネイティブに「気軽に」聞けるアプリです。
運営企業が同じなので、Lang-8アカウントでのログインも可能ですし、その他Twitter、Facebook、メールアドレスでもOK。
Lang-8が日記のようなあるていどまとまった文章を添削する(してもらう)のに対して、HiNativeはもっと細かい「単語」や「一言」を聞ける点が異なります。加えて文化的なものなど一言に収まらない疑問なども聞けるようになってます。
アプリ(iOS・Android)が便利だと思いますが、ウェブブラウザからも利用できます。
母国語で聞ける。
「ネイティブに聞く」 というと例えば「英語がある程度できないといけないんじゃないか」と思うかもしれませんが、その心配は不要です。聞きたいところだけを入力すれば、他の部分は現地語に置き換えて相手に表示されるようになっています。
たとえば「せっかく」を英語でなんていうか聞きたいとき、こちらで入力するのは「せっかく」だけです。
自分のレベルに合った形で回答してくれる(はず)。
質問についての回答は自由記述なので難しく感じることがあるかもしれません。ただ、HiNative利用時に登録する言語レベルが相手の回答時に表示される(例:質問者は諸中級者なので、難しい言葉は避けましょう)のでレベルに合った表現で回答してくれるはずです。
その表示以外にも常に相手の言語レベルが4段階のバーで表示されているので自分が回答する場合にもどのくらいの日本語を使うべきかすぐわかって便利です。
複数言語OK。
アプリの利用は基本的に無料です。質問をするにも答えるのも無料。さらに複数の言語について質問・回答するのも無料です。言語切替はタブによる切り替え(スライドでも可)ですし、ブラウザ版もリストから選択するだけです。
わたしは日本語・英語(アメリカ)・イタリア語を設定して、当然ながら回答するのは日本語、英語、イタリア語について質問しています。
基本的には各言語でネイティブが回答していますが、非ネイティブの人が回答していることもあります。例えば日本語についてのアメリカ人からの質問に中国人が答えている、という感じです。日本人顔負けの文法解説をしてたりでおもしろいです。
ガチで使うならプレミアム会員になるべし。
使い始めはまだしも長く使うほどに自分が関わった質問・回答も増えますし、情報の整理のためにはプレミアム会員になるのがおすすめです。
- 検索
- ブックマーク
- ブックマーク通位
- 他人の音声回答の再生
個人的にはブックマーク機能がもっとも便利だと思います。質問系のコンテンツはときに「なんて検索したらいいか」わからないこともありますし、自分では疑問に思っていなかったことでも他人の質問や回答で気づくこともありますし。
プレミアム会員のコストは1,200円/月(記事執筆時)です。購読制で毎月自動的に課金されます。
回答が早い!
ユーザーが世界中にいるせいか(また使用人口の多い英語の質問が多いせいか)質問への回答がものすごく早いです。体感では30分くらいで返事があるように感じます。投稿間もない質問に回答すると「即レス」としてカウントされるのも回答者としてはモチベーションになります。
プロフィール欄も充実。
プロフィール欄では質問数・回答数・ブックマーク(プレミアム)、即れる、いいね!された数、「最も役に立った回答に選ばれた数」などが確認できます。
回答者としての項目が多いので、たまに見返すと自分がどれくらい(微力でもが)他の人の役に立てたのかわかってちょっと嬉しくなります。
辞書ではわかりにくいこともHiNativeならかなり気軽に聞けます。一つの質問に複数の人が回答することが多いので、的はずれな回答になることは少ないはず。
ぜひ試してみてください。