TOEICの各目的スコア(600〜990)に必要な単語を学習できます。
ユーザーが乗る宇宙船(?)に向かってくる隕石(単語)の意味を正しく回答することでその隕石を破壊していくというストーリーです。非常に(シューティング)ゲーム性が高いですが、きちんと語彙力は得られると思います。ただ、各単語の音声がないので、個人的には語彙力の確認用アプリにするとちょうどいい気がします。
学習ステージと確認ステージ。
目標スコア別のステージにはそれぞれ「GROUP」と「RECORD」があり、GROUPは単語の学習モード、RECORDはGROUPで学習した単語のうち誤答したものや回答に時間がかかったものなどをソートして学習できるモードです。GROUPもRECORDも飛んで来る隕石を破壊する、というスタイルは一緒です。誤答した単語や回答に時間がかかった単語はは自動的にRECORDの方に記録されるので、いちいち復習したい単語をチェックしたりする必要もなく、シンプルに「間違った単語や回答に時間がかかった単語」を復習できて便利です。
時間制限がいい緊張感を生んで学習効率アップ。
単語が書かれた隕石はなにもしないとどんどん近づいてくるので、なるべく早く回答する必要があります。3秒や5秒といった無機質な制限時間を設定されるよりもゲーム的な要素の分だけ楽しいので、ストレスの少ない緊張感で学習できます。
TOEICの受験には当然時間制限がありますが、なるべく早く回答を選ぶ習慣づけにもいいシステムだと思います。
さらに、「英単語がこちらに向かってくる」かつ「それを撃つ」というメタファーによって無意識に単語に意識が集中しやすいような気もします。
すべての単語を学習するには課金ではなく評価が必要。
スコア別の各ステージにはいくつかのグループにわかれて単語が収録されていますが、グループ2以降を学習するにはアプリに5つ星の評価を付ける必要があります。5つ星評価をつけるとすべての単語が学習できます。逆に言えば評価しないと1つのグループしか学習できません。
全コンテンツを利用するために、課金ではなく5つ星評価を付けさせることについては賛否あるかもしれませんが、多くの単語を学習したいと思った場合はアプリとしても優れているということなので、必ずしも悪い仕組みではないのかもしれません。
ちなみに広告がところどころに表示されますが、学習のじゃまにはなりません。それが広告として機能しているかは別として、このおかげで無料で利用できるなら許せる広告です。
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。