マンツーマンではなく「グループ」
「オンライン英会話」と聞くとマンツーマンのイメージがありますが、バーチャル英会話のレッスンは基本的にグループ(最大4名)です。ペア(最大2名)で受講することもできますが、公式サイト内でグループレッスンがメインであると謳っているので、おそらくグループレッスンのコンテンツがいちばん充実していると思われます。
マンツーマンとグループのレッスンを比較すると、グループレッスンは「話す時間が少ない」というデメリットがあります。
それは確かに事実ですが、他の受講生のトークを聞けるのは案外メリットでもあります。
というのも、自分だけでは気づかない日本人特有の発音のクセが他人の発音を聞くことでわかることがあるためです。しかも、レッスンは入門レベルを除いて基本的にネイティブ講師によって行われるのでなおさらです。他人のクセを利用して自分の発音を向上させてしまいましょう。
“レッスン後は受講者1人1人にフィードバックコメントを記入します”とのことなので、グループでも一人ひとりしっかり習熟度を見ながらレッスンを進めてくれそうです。
グループレッスン(45分)とペアレッスン(20分)とではレッスン時間が異なることも留意してください。
レッスン外の交流もあり。
会員同士、または講師とレッスン外で交流できる「フリートークルーム」が用意されています。他の受講生と交流する意義は正直見つけにくい気がしますが、講師とレッスンとは違う場で交流できるのはよさそうですね。
気になる表現(言い回し)や発音などを気軽に確認する場として活用するのがオススメです。
入門レベルクラスはバイリンガル講師が対応。
レッスンとは言え、まったくの初心者の方が日本語を理解しない外国人と接するのはとてもたいへんです。きつい言い方をすれば時間の無駄にもなりかねません。
慣れるまで日本人バイリンガルとレッスンを受けられるのはとても頼もしい。言葉が出てこないときや相手の言っていることがわかりにくいときは遠慮なく日本語でどういう意味なのか聞いちゃいましょう。
ビデオトークでは講師側の映像のみ。
スカイプを利用した英会話レッスンでは自分側も映像をオープンにしてテレビ電話形式でレッスンを受けることが前提なことが多いです(ビデオをオフにすればこちらの映像を流さないことももちろん可能です)。
こちらの様子を映すことで口の動きや表情からこちらの言いたいことを理解しやすくしたり、発音矯正のアドバイスを適切なものにするメリットはある一方で、相手に寝起きや仕事終わりの疲れた顔や部屋を見られたくないという方も多いと思います。わたしもその一人です。
バーチャル英会話ではアバターを使うことがデフォルトになっており、逆に受講者の映像を流したくても流せません。映像を見ずに相手の気持ちを読み取り発音を矯正するのはなかなかスキルが必要ですが、そこは講師の方の実力を信じましょう。
レッスンは「授業的」。
オンラインレッスンではレッスンのたびに「今日は何をやりたい?」と聞いてくるサービスも多々あります。
よく言えばリラックスした雰囲気ですが、デメリットとして「体系的に学ぶには非効率」な点があります。
バーチャル英会話では例えば一般英会話の初級コースでは以下のような流れでレッスンが進みます。
- 写真の描写
- 発音の練習
- 音読
- ロールプレイ
- ディスカッション
- 振り返り
参考:初級コースの進め方(例)
自分のレベルを把握してしっかり定期的に受講を続けていると結果的にある程度の実力がついている、というシステムだと思います。
また、レッスン受講に際して予約が不要で、5分前までに入室すればOKなので、予定が読みにくい方も受講しやすくなってます。
無料体験が7日間用意されているのも嬉しいですね。レギュラープランは12回/月、プレミアムプランで30回/月の受講が可能です。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。