NativeCamp. (ネイティブキャンプ)のアプリ版の体験レビューです。
一言で言えばものすごくよくできたアプリです。通話品質、教材の質・見やすさ、ユーザーの英語レベルやテーマの多さ、全体的なアプリの使いやすさといった部分で非常に高いレベルだと思います。「講師およびレッスンの質」については個人差があると思うのでここでは書きませんが、わたしが受けた講師の方はすごくいいレッスンをしてくれました。
とにかく手軽。すぐできる。
ネイティブキャンプの特長は「24時間開講」「予約不要(予約も可)」「(基本的に)定額」というところだと思いますが、これらを思いっきり活用するにはPCよりアプリでの利用がおすすめです。手軽さの面ではスマホやタブレットでの手軽さはPCはやはり及びません。予約をせずに時間があるときに受講する場合はもちろん、予約をして受講する場合でもスマホ、タブレットでの利用はPCにまったく見劣りしません。
予約なしで受講できる講師は多くない。
機能的には非常に高レベルなんですが、心配されるのは講師の予約の取りやすさ(取りにくさ)。平日16時頃にアクセスすると、表示されている28名の講師中、1,2名が「レッスン可能」状態でさらに1、2名が「準備中」、あとは「取組み中」でした。ちなみに「準備中」の講師は待っていればレッスンが始まるわけではなく、要予約です。したがってすぐに受講できるのは「レッスン可能」状態の講師だけです。
すぐに受講可能な講師が見つかってもタッチの差で受講できなくなることもあります。講師選択後に自分の英語レベルや教材を選択するのですが、その間に他のユーザーがレッスンを開始してしまえば目当ての講師のレッスンは受講できません。各教材はレッスン前に確認できるので、レッスン開始時にどれを使うか迷わないようにしておきましょう。
レッスンレポートもアプリから確認できます。
講師によるレッスンレポートもアプリから確認でき、また講師のレビューも可能です。レッスンで使用した教材から講師のコメントまでPC版と同様の機能が備わっています。
アプリ画面下部の「リスト」から確認できます。
教材の見やすさがとにかくすばらしい。
最近ではアプリでオンライン英会話を提供しつつ教材も利用できるサービスは珍しくなくなってきましたが、ネイティブキャンプの教材の見やすさは群を抜いています。タブレットはもちろん、小さな画面のスマホでもまったく見づらさを感じません。ちなみにわたしはiPhone6にて受講しています。
ありがちなPDFではなく、端末のディスプレイサイズに最適化されて表示されるため文字の大きさもちょうどよく、教材が見えないことでイライラすることはありません。
しかも教材はビギナーから上級者までのレベル別に加えてロールプレイやディスカッション、フリートーク用などのテーマ別の素材も豊富です。
教材を読むだけでもそこそこ勉強になりそうです。
閲覧中の教材はタブ間で同期される。
加えて、レッスン中はアプリ(画面)内に「教材・IM・ビデオ」の3つのタブがあり、「教材」が使用教材のみを表示、「IM」はチャット、「ビデオ」はいわゆるビデオ会話です。
「ビデオ」モードでは画面の上半分が講師の映像、下半分にテキストが表示されるのですが、ここでの表示部分は「教材」タブを選択したときにかんぜんに同期されていて、タブを切り替えても「どこを読んでいるのか」と迷うことがありません。レッスン中に頻繁にタブを切り替えることはないかもしれませんが便利な機能です。
カメラオフで受講可能。しかもかんたん設定。
「オンライン英会話はやりたいが自分側のカメラはオフにしたい」という方は少なくないんじゃないでしょうか。ネイティブキャンプはカメラのオン・オフ設定がものすごくかんたんです。
レッスン開始時にはカメラおよびマイクのアクセスを有効にするように聞いてきます。レッスンを開始するにはこれを有効にしないといけません。ですが、レッスンが開始した後は画面内のスイッチをチェックするだけです。
残念ながらレッスン前にカメラをオフにする設定はわかりませんでしたが、レッスン開始後1秒でオフにできるのでまぁOKではないでしょうか。
レッスンは25分ないであれば5分でも10分でもOKです。ただ、基本的には25分なので、もしそれより短い時間でのレッスンを希望する場合はレッスン開始時に講師に伝えましょう。
記事執筆時点ではiPhoneやiPadなどiOS端末向けのアプリのみで、Androidは開発中とのことです。iOS端末をお使いの方はぜひ試してみてください。現在は会員登録後7日間の無料利用ができます。
2017.1.26追記
2017年1月6日にAndroidアプリがリリースされていました。
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*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。