マッキンゼー出身の芸人、石井てる美さんのネタが面白い。
via: てるてる日記
それぞれのセリフの後の解説を聞くと確かに日本語を話しているのに英語に聞こえます。
英語っぽく聞こえる日本語と、一般的な日本語がどう違うのかを考えると、実際に英語を発音するときのポイントが見えてきそうです。
例えば、石井さんはネタの中で
- ら行を巻き舌にする
- た行を濁音にする
- 「あ」の音を「エ」音に近づける
などをやっています。
具体的には、冒頭にある「見えてます」というセリフを「みえでます」、「まど」を「めぇど」など。
あとは、日本語に比べてものすごく抑揚・強弱を付けてますね。単語単体の発音に意識がいきがちですが、文全体の抑揚も英語っぽさを表す大きな要素であることがわかります。
めちゃくちゃにしゃべってるのに外国語っぽく聞こえるネタをやる芸人さんはいますが、ここまでポイントを詳しく解説するネタは多くないと思うので、笑うだけでなく真剣に英語の発音を考える教材としてもいいネタだと思います。
4分弱と短いネタなので見やすいですよ。