“HelloTalk”はチャットや音声メッセージを中心に世界中(100ヶ国以上!)のネイティブ・スピーカーとコミュニケーションできるアプリです。
公式サイトを見ると「言語学習ツール」としての使用を前提としているものの、やみくもに外国人のパートナーを探しても思うように言語学習が進まないことも多いんじゃないかと予想してます。
というのも、自分も外国語を勉強したい一方で相手も外国語を勉強したいので、うまくコミュニケーションしないとどちらも学習対象言語を使うばかりで結局どちらも不満、という状況になりかねないためです。
たとえばわたしたち日本人が英語を学習すべく英語ネイティブを探す場合、相手は「日本語を学習したい」人を選ぶことになります。自分で選ばずとも日本語を学習したい英語ネイティブから友だち申請が送られることもあります。
このとき、相手から送られるのは基本的には日本語が多くなりますが、それに応えてこちらも日本語で返していると自分の学習にはなりません。逆も同じです。
こういう残念な状況を避ける方法はないものかとこれまで1年ほどHelloTalkを使ってきましたが、おそらくベストだろうという方法を見つけたのでお伝えします!
訂正+学習対象言語で送信
わたしが達した結論は、相手のメッセージに対して必要なら訂正した上で、さらに自分からのメッセージは外国語で送る、というものです。
相手が英語ネイティブ、自分は日本人という状況で
相手:今日は海で行ってきました!
というメッセージが来たとします。
これに対して
自分:今日は海
でに行ってきました!自分:I went to a park with my family.
という形で返します。
HelloTalkはメッセージ訂正機能が付いていてかんたんに上記のような訂正ができます。
相手に事前に確認すべし。
「自分が学習したい言語でメッセージを送る」という形が相手にとっても自分にとってもベストだと思いますが、事前に相手になにも伝えなければおそらくこの形にはなりません。どちらかの言語にかたよると思います。事前にコミュニケーションのルールとして共有しておくだけでかなりスムーズにこの形になるんじゃないでしょうか。
この形はヤダと言われたら割り切るしかないですね。そのパートナーとは語学学習ではなくコミュニケーションを楽しむ相手として楽しみましょう。
この方法に統一してからHelloTalkでのコミュニケーションがぐっと学習ツールとして便利に使えるようになりました。もしかすると細かいミスは見逃されている部分もあるかもしれません。ですがそこはコミュニケーションのスムーズさを優先して必要最低限にするのも(自分が訂正する場合も)必要な配慮かもしれません。送信したメッセージが訂正ばかりだとちょっとがっかりすることもありますし。
HelloTalkは基本的に無料ツールで、相手も自分も仕事ではなく個人的なモチベーションで利用しているので、ChattyやEigoooのように「相手にリードしてもらう」姿勢だと必ずしもうまく使えません。少なくともわたしがそうでした。
HelloTalkがいまいちしっくりこない、という方はぜひ試してみてください。
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