まず気になるのはこのアプリ名「busuu」(サービス紹介ビデオではブーズーと聞こえますが、ブスー語と表記されてます。)。busuuのウェブサイトによると
busuu はカメルーンで話される言葉で、80年代に行われた民族学の調査によれば、8人しか話すことができない言語だとされています。
とのこと。
busuuでは英語のほかに日本語を含む11言語を学ぶことが可能で、「世界中に多様な言語が存在することに貢献する」ことをミッションとしています。
アプリで基礎を学んでからネイティブと練習。
busuuのユニークなところは、アプリを通じてネイティブとつながるだけでなく、ネイティブとスムーズにコミュニケーションをとるためのトレーニングをアプリ内でできる点です。基礎的な部分から音声付きで学べるので、全くの初心者でも問題ありません。ただ、ある程度できる人はやや退屈に感じるかもしれません。
3択や会話形式での並べ替え、穴埋めなどいろいろなスタイルで出題されるので回答していて飽きません。
添削したりしてもらったり。
ネイティブとコミュニケーションするには「学習を手伝う」メニューを選択します。添削を望むユーザーがいればここに表示され(るはず)ます。
添削してもらう場合は下記のような例文を英訳して送信します。しばらくするとネイティブが添削して返信してくれます。
PCでも利用可能です。が。
モバイルデバイス(スマホ)を利用したほうがずっと使いやすいです。唯一PCの方がいいと思ったのは課題文の入力と添削時です。入力時以外はスマホの方がサクサク操作できますしUIも非常に優れているので、日常的な学習はスマホアプリで行うことをオススメします。
一つ気になるのが、アカウントの削除(退会)ができない、もしくは非常にわかりにくいことです。
*解約方法についてはこちらに書きました。
参考:ネイティブに添削してもらえるサービス“busuu”解約(アカウント削除)方法
アプリは英語版、ドイツ語版、スペイン語版、ポルトガル語などそれぞれの言語別と、アプリ内で特定の言語を選択する総合版とがありますが、アプリをまたいでアカウントを作ることができません。せっかくコンセプトやUIはいいのにアカウントの扱いだけは不満が残ります。
2015.9.4 追記 同一言語ならアプリをまたいでも同一のアカウントが使用できるようです
*記事内の画像はすべて公式サイトまたはアプリ内のスクリーンショットです。