学研が中学生向けにオンライン英会話を開始。

塾だけでなく学校でのオンライン英会話の利用がさらに進みそうです。

学研が中学生向けのオンライン英会話をスタートします。

フィリピンにいる講師からマンツーマンでレッスンが受ける。教員が生徒の進捗状況を個別に把握できる機能も付いており、中学校の授業などでの利用を想定する。
– via eduon.jp

フィリピン人講師を中心としたオンライン英会話では、すでにレアジョブ英会話が小学校向けにサービスを展開しています。

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また、レアジョブ英会話は一般のコースとしても中高生向けのサービスを用意していますし、小学生〜高校生向けにオンライン英会話を提供するファミリーチューターは中学校の教科書に沿ったレッスンを行えると謳っています。

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オンライン英会話の導入の背景には教師の自信のなさも影響?

塾はともかく中学校にオンライン英会話を導入する背景には「文科省が想定する英語教育のレベルに現場の教師が追いついていない」という実態がありそうです。

文部科学省によると、全国の公立中学・高校の英語教員で英検準1級以上に相当する資格を持っているのは、2014年度調査では中学で28.8%、高校で55.4%だった。

17年度までに中学50%、高校75%にするという目標からかけ離れているのが実態だ。
– via eduon.jp

「教師もっとがんばれ」というのはかんたんですが、これまで「英語を話す」ことがそれほど重視されていなかったのに急に方針が変わってしまったので現場が戸惑うのは当然だと思います。

教師を変えるよりシステムを変える方が早くて効果的。

現場の教師の方の「英語を話す力」や「会話に使える英語を教える力」を伸ばすより、すでにそれらに長けているサービスを導入するのは理にかなってます。「読めるけど話すのは苦手」な教師もいるでしょうし無理してできるようになった教師にならいたい人はいないですよね。

以前からALT(外国語指導助手)という形で外国人が英語の授業をサポートする仕組みはありましたが、日本人の英会話力に効果があるとはあまり言えないのが現状だと思います。

オンライン英会話の認知も高まりつつあり、なにより「英語を教え慣れた」講師のレッスンを安価に受講できるんですから利用しない手はありません。

外国人と話すことでモチベーションが上がる。

そもそも英語を学習する目的は外国人とコミュニケーションをとるためです。日本人に習うメリットももちろんありますが、文法はともかく会話では外国人とのレッスンの方が断然効果的です。

日本人との英会話レッスンはどうしても「日本語通じるのに何やってんだ」みたいな気持ちがどこかにあります。レッスンしか合わない人ならまだしも中学校の先生はふだんは日本語で会話しているでしょうからなおさらだと思います。

加えて、なにより「日本語が(ほとんど)通じない外国人とコミュニケーションする」ことで英語を学習する意味を体感しやすいです。

 

学校でのオンライン英会話の利用が一般化したとしても、もちろん日本人教師が不要になるわけではなく、単純に役割が明確になるだけです。文法やリーディング、受験対策などは外国人には難しいでしょうし。

今後はオンライン英会話を学校に英語授業に導入するか否かではなく、「どの」オンライン英会話サービスを利用するか、というのが重要なポイントになってくるような気がします。

 

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