「聴き流し」だけの英語学習はおすすめしない理由。

 

英語を学習する上で、聴き流し、いわゆる英語音声を流しっぱなしにする方法を試した方は多いと思います。

聴き流しについて、英語を学習する上で意味がないとは思いませんが、聴き流しだけでは上達するスピードは限りなく遅いです。ここでいう「英語の上達」は英語が聴き取れるようになる、英語が話せるようになることを指します。

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「聴き流し」学習そのものは英語学習に不可欠。

すでにある程度英語が話せる方(ネイティブではない)が聴き流し「だけ」を学習した場合、リスニング力の維持には役立つと思います。ただ、聴いているだけでは頭ではわかっていても口が動かなくなってくるはずです。この場合、聴きながらシャドーイング(音声を追いかけるように口にする)を行えば英語力の維持あるいは向上にものすごく有効でしょう。

ですが、これから英語や英会話を上達させようという方は聴き流しだけでなく語彙力や文法、発音の練習も絶対に必要です。

聴き流しだけでは上達しない理由。

例えばゴルフがうまくなりたい場合、テレビのゴルフ中継を観るだけでうまくなることはありえませんよね。野球(打撃)を上達させたくてバッティングセンターに行ってもバットを振らないかぎり上達しません。

聴き流しは上記の例でいう「見る(観察する)」訓練にはなっても、アウトプット(英語で考える)の訓練にはならないため、聴き流しだけでは上達しにくくなります。聴いているだけは楽なんですけど負荷がないんですね。

聴き流しを有効に活用するには、語彙力や文法、発音の知識を付けつつ、それを流れてくる音声で「確認する」ために使うことが必要です。

音声を聴きながら「あ、いま・・・て言った」「〜てどういう意味だっけ」「○○はこう発音するのか」と確認できるようになると聴き流し(実際には流しているわけではなく注意深く聴いていますが)はものすごく英語学習に役立ちます。

聴き流しだけでは語彙力も文法も発音力も身に付きません。もしかしたら音をそのまま覚えることくらいはできるかもしれませんが、語彙などの知識がある場合と比べてものすごく時間はかかるでしょう。

映画(洋画)を観る「だけ」も同じく非効率。

英語の学習法としてよく「洋画を観る」ことが挙げられます。ですが、これも聴き流し同様、映画を「観る」だけではもったいないです。学習法としてダメとは言えませんが映画だけでは効率はよくありません。
映像がある分、音と動きを関連付けることに少し役立ちますが、やはり効率を挙げるためには上述のように語彙などの学習は不可欠です。(英語字幕で観ると語彙や文法もちょっと勉強できますね)

洋画を英語学習として利用すると、けっこうストレスがかかります。

セリフを聴き取ろうとするので、聴き取れないとイライラするからです。ですが、学習として利用するならそれくらい負荷がないと意味がありません。

聴き流しとか映画とか(ラジオなども)、楽しく英語に触れるには便利なツールですが、楽なだけでは英語の習得は無理です。子どもはともかく、大人になってから英語を身につけるにはある程度の負荷(学習)は絶対に必要です。

聴き流し学習をまったく否定するつもりはなく「聴き流すだけ」では非効率だということをぜひお伝えしたいです。逆に言えば語彙・文法・発音学習と一緒に利用すればものすごく効果的な学習法ですし、むしろ音声をたくさん聴くことは語学学習には必須です。

 

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